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てんかん
てんかん診療と皮質形成異常の遺伝子検査について
てんかんは、脳細胞の異常な電気的な興奮により一過性に脳が異常な活動を呈する疾患です。原因や発作型、脳波異常、治療も様々です。遺伝原因が特定できない特発性のてんかんと、外傷など原因が特定できる二次性のてんかんにわかれます。てんかんの70%が小児期に発症し、そのうちの70%は治ります。診断は、症状を詳しく聞くことと、脳波検査により診断をしますが、脳波に異常がみられない場合もあります。治療は、抗てんかん薬により行います。
当院では、家族歴、発達歴、詳細な発作時の状況を聴取し、神経学的診察所見、脳波検査を行い、総合的な判断により、てんかんの発作型の診断、薬物の選択を行います。ミオクロニー発作の場合には、SEPを行い判断することもあります。また、知的障害や情緒障害等の合併症については、発達検査や心理カウンセリングを行い、評価を行います。 当院には、てんかん専門医が2人おります。セカンドオピニオンとしてもご相談下さい。